2.SDGsを実施するための主要原則とは

2019/11/30

くじらSDGs

2.SDGsを実施するための主要原則とは

SDGsので考えでは、下記の5つの主要原則が実現されているかどうかを点検すると共に、新たな施策や施策の修正の必要性を検討するにあたっても主要原則を考慮する事が求められています。

【主要原則1】 普遍性(国際的に力を合わせて!)

1.2030アジェンダの実施においては、国内実施と国際協力の両面で率先して取り組む。
2.国内における取組も国際目標達成に向けた努力としての側面があることや、逆に国際協力にも我が国自身の繁栄の基盤を支える意義があることを意識する。
3.個別のテーマにおいても国内実施と国際協力を連携して取り組むことが有意義であることを認識しつつ取り組みを進めて行く必要がある。

【主要原則2】包摂性(差別はダメ!)

1.「誰一人取り残さない」というキーワードは、子ども、若者、障害者、HIV、高齢者、先住民、難民、移民などへの取り組みを求めている。
2.国際社会における普遍的価値としての人権の尊重とジェンダー平等の実現及びジェンダーの視点の主流化は、分野横断的な価値としてのSDGsの全てのゴールの実現に不可欠なものである。ジェンダー平等の実現のために男女別データを把握するよう努める。

【主要原則3】参画型(みんなでやろう!)

1.脆弱な谷場に置かれている人を施策の対象として取り残さない。
2.自ら主体的に参加し持続可能な社会の実現に向け様々なステークホルダーや当事者の参画を重視し、全員参加で取り組む。

【主要原則4】統合性(縦割りにならずに横断的にバランスよく!)

1. SDGsのゴールとターゲット総合的に解決することが必要である。
2.経済、社会、環境の3分野の全てにおける関連課題との相互関連性・相乗効果を重視しつつ、統合的な解決を視野に取り組む。
3.実施においては、直接関連する優先課題以外のいずれの課題との統合的実施が重要で、異なる優先課題を連動させて実施する。

【主要原則5】透明性と説明責任(後ろめたいことはしないで!ちゃんと説明!)

1.高い透明性を確保して定期的に評価、公表し、説明責任を果たす。
2.新たな施策の立案や施策の修正に当たっては、公表された評価の結果を踏まえて行う。

 

 

ミクロブストジャパンはSDGsの主要原則に則り下記のような行動をします。

 

【主要原則1】 普遍性(国際的に力を合わせて!)
日本国内における捕鯨に関する活動を他の捕鯨国にも情報発信・共有する。

【主要原則2】包摂性(差別はダメ!)
鯨に関して世代間で理解が異なる情報格差を解消に向けて活動することにより、包摂性を有する。

【主要原則3】参画型(みんなでやろう!)
捕鯨業者、加工者、販売者、消費者との情報共有を行い、様々なステークホルダーとの協力関係を構築する。

【主要原則4】統合性(縦割りにならずに横断的にバランスよく!)
捕鯨、生産・加工、情報発信、販売を通じ、持続可能な捕鯨業と食文化を維持し、経済、社会、環境の統合性を図る。

【主要原則5】透明性と説明責任(後ろめたいことはしないで!ちゃんと説明!)
社内において各取り組みを定期的にチェックし、ホームページ等でその内容を公開する。

 

【目次】 ※下記をクリックするとその内容に移動します

1.SDGs(持続可能な開発目標)とは
2.SDGsを実施するための主要原則とは
3.ミクロブストジャパンの「くじらSDGs」とは
4.SDGs ゴール(No 8)  働きがいも経済成長も
5.SDGs ゴール(No10) 人や国の不平等を無くそう 
6.SDGs ゴール(No12) つくる責任  使う責任
7.SDGs ゴール(No14)    海の豊かさを守ろう